時節を紐解いていこう
いよいよ大峠が迫ってきた感がありますね。今までわからなかった時節関連の事が、実際に事件が起き始めてから紐解けてきた感があります。
日月神示を預言書として見たときの答え合わせをしていきましょう。
ロシアのウクライナ侵攻の記事で軽く書きましたが、筆者のこの表の考え方について具体的に書いていこうと思います。
百年の仕組

まずは日月神示と100年の仕組みについて大まかに理解しておきましょう。
日月神示は神仕組を富士登山に例えて書いている節があります。
第24巻黄金59帖19491207水 第五十九帖
三千世界のことであるから、ちと早し遅しはあるぞ。少し遅れると人民は、神示は嘘ぢゃと申すが、百年もつづけて嘘は云へんぞ。申さんぞ。(十二月七日)一二十
→日月神示は1944年6月10日に降ろされました。ここから100年というと2044年で、2041年の辛酉の歳が弥勒の世の完成年として考えると、3年オーバーしてしまいますが、まあそんな感じで考えていきましょう。
五合目(1994年頃)
1995年は阪神淡路大震災があった頃ですね。
また、世界的に冷夏で日本米が不作だった年。いわゆる「平成米騒動」のあった頃がこの頃です。
第3巻普字20帖19440827日第二十帖 (一〇〇)
今のうちに草木の根や葉を日に干して貯へておけよ、保持(うけもち)の神様お怒りざから、九十四は五分位しか食べ物とれんから、その積りで用意して置いて呉れよ。神は気もない時から知らして置くから、この神示よく読んで居れよ。一握りの米に泣くことあると知らしてあろがな、米ばかりでないぞ、何もかも臣民もなくなるところまで行かねばならんのぞ、臣民ばかりでないぞ、神々様さへ今度は無くなる方あるぞ。
富士登山というのは5合目までは車でいけます。日本の歴史で言えば戦争が終わった後の高度経済成長期で、日本は復興からのベトナム戦争特需などあり、イケイケバブルだった時代なわけです。
が、1989年バブル崩壊後、徐々に日本の経済が低迷していき、現在のように「外国が勝ったような状態」と思えるほど、日本の経済が衰退していきました。
富士登山でいう5合目である1994年頃までは車でお気楽に登山できるけれど、それ以降は本格的な登山が始まるよ、っていう意味で1994年頃から、建て替えが徐々に始まってきた感じなのでしょう。
八合目(2024年頃)
第27巻春27帖-第二十七帖
八合目あたりに参ると総ての様子が、ほぼ見当つくぞ。それ迄は誰でもよくわからんもんぢゃ。これと云う先達があったら、先達の云うこと、云う通りについて行けよ。おかしい先達は始めからおかしいぞ。
→これが私がいまこの記事を書いている2022年頃ですねぇ。筆者はぱーちくりんではありますが、ぱーちくりんな私でも流石にこの段階に来ると「あぁ、なるほどこの記述はこういう意味だったのか」というのが分かってきました。
時節到来、ということですね。
第2巻下つ34帖19440803木第三十四帖 (七六)
戦すんでもすぐによき世とはならんぞ、それからが大切ぞ、胸突き八丁はそれからぞ、富士に登るのにも、雲の上からが苦しいであろがな、戦は雲のかかってゐるところぞ、頂上(いただき)までの正味のところはそれからぞ。一、二、三年が正念場ぞ。三四五(みよいづ)の仕組と申してあろがな。八月の三日、ひつくのか三。
→富士山の雲がかかっているのは日によりますが8~9合目くらいでしょう。
胸突き八丁というように、八合目からは富士山の坂道の傾斜がキツくなり、登山が非常に厳しくなります。筆者は高山病になりました(笑)
天明九十六才七ヵ月、ひらく

第24巻 黄金 15帖 19491127日 第十五帖
天明九十六才七ヵ月、ひらく。かのととり。一二十
→ここは岡本天明氏の名前が明確に書いてありますので、天明氏の生誕から96年7ヶ月(平成6年6月:岡本天明伝 末表)と考えてしまいそうですが、実際は日月神示が降ろされ始めた1944/6/10から考えます。
岡本天明氏が、日月神示を降ろす霊媒としての役割を始めた日からと考える訳です。
1944/6/10+96年7ヶ月=2040/12/9 ≒ 2041年
2041年は辛酉の年となります。
第2巻 下つ 30帖 19440802水 第三十帖 (七二)
八のつく日に気つけて呉れよ、だんだん近づいたから、辛酉(かのととり)はよき日、よき年ぞ。冬に桜咲いたら気つけて呉れよ。八月二日、ひつくのかみ。

よって弥勒の世の完成は2041年と仮定します。ちなみに日月神示を「辛酉」and「年」で検索して出てくる帖は上のもののみです。ほかは「辛酉はよき日」で「日」指定になっています。
後述しますが、弥勒の世構築の始まりは2019年 令和元年からとなります。
九歳(とし)は神界の紀(もと)の年

第7巻 日出 2帖 19441202土 第二帖(二一五)
九歳(とし)は神界の紀(もと)の年ぞ、神始めの年と申せよ。一二三(ひふみ)、三四五(みよいづ)、五六七(みろく)ぞ、五の歳は子の歳ざぞよ。取違ひせん様にせよ。
→ここでいう「九歳」は令和元年の2019年とします。
令和という元号は万葉集の「梅花歌」から取ったとされます。
大本神諭
三千世界一度に開く梅の花 艮の金神の世になりたぞよ。須弥仙山に腰を懸け世の元の生神表に現はれて三千世界を守るぞよ。神が表になりて上下運否の無きやうに桝掛ひきならして、世界の神、仏、人民の身魂を改めて弥勒の世に立替立直して天地へお目に掛ける
「梅の花」については大本神諭のはじめの文である「 三千世界一度に開く梅の花 艮の金神の世になりたぞよ 」と明確に書かれています。よって令和元年が神世のはじめの歳となります。
ちなみに日月神示を「歳」で検索して年度を推定できる帖は上で紹介した帖( 日出 2帖 )と、下の帖( 磐戸 16帖 )のみです。
他は「二歳(ふたつ)の時は二歳の着物、五歳(いつつ)は五歳」といった風に、人の年齢を表しているもののみなので、時節を明確に指定しているのはこの2帖のみ、という事になります。
また、「五六七(みろく)ぞ、五の歳は子の歳ざぞよ」 と書かれていますが、もう我々はどうしても五六七はコロナと考えてしまいます。そしてコロナウイルスの感染が始まったのは2019年末期(日本では2020年頃)
2020年は干支では子歳ですね。

なので「 五六七(コロナ)ぞ、五の歳は子の歳(2020年)ざぞよ」と語っている訳です。
子(ネ)の歳真中にして前後十年が正念場

第8巻 磐戸 16帖 19450114日 第16帖 (252)
子(ネ)の歳真中にして前後十年が正念場、世の立替へは水と火とざぞ。ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ。
→上のことから、年度を表す歳は「2019年以降」と仮定。直近の子の歳は「2020年」であり「五六七(コロナ)」の始まった歳。
これから前後10年ですから、
2020年ー10年=2010年頃
2020年+10年=2030年頃
ということで、2010年~2030年が正念場だよ、という事になります。
2011年3月11日に東日本大震災が起きたことで、いよいよ本格的な大峠が開始された、という理解で良いでしょう。
ちなみに直近の未(ひつじ)年は「2027年」です。後に解説しますので、この年を覚えておきましょう。
十二年おくれてゐる

大本神諭
天地の先祖の神々を粗略に致して、神はこの世に無い同様にして東北へ押込めて置いて、世界の大将に成りて、悪の血統と眷属の何も知らぬ悪魔を使ふて末代世を立てやうと思ふて、エライ経綸をして居れど、世の本からの天地を創らへた、そのままで肉体の続いてある、煮ても焼いても引裂いても、ビクともならん生神が、天からと地からと両鏡で、世界の事を帳面に附け止めてある同様に、判りて居るから、モウ神界には動かぬ仕組が致してあるから、世界の人民は一人なりと、一日も早く大本へ参りて、神の御用を致して、世界中を神国に致す差添へに成りて下されよ。上下揃ふて神国の世に世界中を平均すぞよ。
→日本は世界の東北、という記載がどこかにあったと思うのですが、失念しました。
日本は世界の東北であり、その日本の東北地方の魹ヶ崎の、東北の海から国常立大神様が動かれたわけですね。
魹ヶ崎(とどがさき)は日本本州の最東端。既存文明を終焉させるトドメの神仕組みの始まる岬だと筆者は勝手に考えています(笑)
筆者は震災後に魹ヶ崎へ行き、国常立大神様に手を合わせてきました。
霊界物語
艮といへば東北を意味し神典にては日の若宮の方位であり、万物発生の根源であつて太陽の昇り玉ふ方位であります。また艮といふ字義は艮めとなり初となり固めとなり永しとなり、世の終りの世の初まりの意味となります。金神といふ意味は売卜者の云つてゐる方除けをせられたり、祟り神として排斥せられてゐるやうな人間の仮りに造つた神の意味ではなく、尊厳無比金剛不壊の意味を有し、三界をして黄金世界に完成し玉ふ救ひの神といふ、約り言葉であります。
→その東北の海の底から、押し込められていた艮の金神 国常立大神様の大神様が、時節到来していよいよ本格的に動くぞ、という状態だったわけです。
この記事を書いている2022年。あの震災から10年間本当に激動の時代でしたね。
第27巻 春 55帖 – 第五十五帖 十二年おくれてゐるのを取り戻すのであるから、これからは目の廻る程 急しくなってくるぞ。神示よむ暇もなくなると申してある時来たぞ。
実際、国常立大神様が本格的に動かれたのが2011年3月11年であり、あの東日本大震災が「12年遅れた」結果であるならば、逆算すると2011年ー12年=1999年であり、いわゆるミレニアム・ノストラダムス騒動の年となるわけです。

そしてこの2011年頃は少し前に話題になった「マヤの預言」の2012年12月末の人類滅亡預言とも近いですよね。少しのズレはありますが「既存の文明の崩壊がこの頃に始まる」という点では、マヤ文明の読みは当たっていたのではないかと。

三十年で世の立替いたすぞ

第29巻 秋 1帖 – 第一帖
三十年で世の立替いたすぞ。これからは一日ましに世界から出て来るから、如何に強情な人民でも往生いたすぞ。
→大本には「建て替え」「建て直し」の考え方があります。神仕組を家の再建に例えた書き方で、今の世の中の悪い部分を一度壊してしまって、それから新しい弥勒の世を作っていくぞ、という事になります。
霊界物語
ここに初稚姫の神霊は再び大神の意思を奉戴し、地上に降臨し、大予言者となつて綾の聖地に現はれ、その純朴無垢なる記憶と想念を通じて、天来の福音を或は筆に或は口に伝達し、地上の地獄を化して五六七の天国に順化せしめむと計らせ給ふこと、殆ど三十年に及んだ。されど頑迷不霊の有苗的人間はこれを恐れ忌むこと甚だしく、恰も仇敵の如くに嫉視し、憎悪するに至つたのである。ああかくも尊き大神の遣はし給ふ聖霊または予言者の言を無視し、軽侮し、益々虚偽罪悪を改めざるにおいては、百の天人は大神の命を奉じ、如何なる快挙に出で給ふやも計り難いのである。
→霊界物語にも「30年」という記載は出てきます。
第9巻 キ 8帖 19450311日 第八帖 (二六五)
タテコワシ、タテナホシ、一度になるぞ、建直しの世直し早うなるも知れんぞ、遅れるでないぞ。建直し急ぐぞ、建直しとは元の世に、神の世に返す事ざぞ、元の世と申しても泥の海ではないのざぞ、中々に大層な事であるのざぞ。上下グレンと申してあることよく肚に入れて呉れよ。
→また、建て壊しと建て直しが一度になるという記載からも、破壊と再生が同時に進行することになります。よって上の「30年で世の建て替えいたすぞ」=「30年で世の建て直しいたすぞ」とも取れるんですね。
時期としては上で書いたように弥勒の世完成の2041年辛酉から逆算すると
2041年ー30年=2011年で、東日本大震災の年となるわけです。
五十六才七ヶ月 みろくの世

第24巻 黄金 54帖 19491207水 第五十四帖
五十二才 二(ツキ)の世の始。五十六才七ヶ月 みろくの世。(十二月七日)一二十
これはどの時点を基準にするかですが、「みろくの世」の始まりは元号の「令和」が始まった2019年5月1日。

令和元年は2019/5/1に始まりました。ここから「56年」を引いてみますと、
2019/5/1-56=1963年が浮かび上がります。
1963年は「岡本天明死去」の年です。

ちなみにここから7ヶ月を更に引くと計算が合わなくなります(笑)
まぁそこは許して下さい(霊界と現界の時差的なものがあるのかも)
五十二才 二(ツキ)の世の始。
同様に、岡本天明氏が死去した1963/4/7に52才を加算すると、2015/4/7になりますね。
2014年9月27日に御嶽山が噴火しているので、そのことではないかと思うのですが、ズレがありますね。

御嶽山は国常立大神様をご神体とする山です。

クラヤミ時代

扶桑 6帖 19610505金 第六帖
三年と半年、半年と三年であるぞ、その間はクラヤミ時代、火をともしてもくらいのであるぞ、あかるい人民にはヤミでも明るい、日は三日と半日、半日と三日、次に五年と五年ぢゃ、五日と五日ぢゃ、このこと間違へるでないぞ。
→ここに書かれている年数を加算して計算していくと、
3年+0.5年+0.5年+3年=7年
5年+5年=10年
合計17年
2041年に弥勒の世が完成するので、そこから逆算すると2041年ー10年で2031年。
2031年ー3年半で2027年半
2027年ー3年半で2024年
よって大峠が佳境に入るのは2024年頃と筆者は想定しています。外国軍隊による日本侵攻(台湾侵攻)がこの頃に開始されるのではないか、ということですね。
今のロシアのウクライナ進行状況を見ていると、今すぐに中国がロシアと連動して攻めてくるというのは考えづらいですし。
第2巻 下つ 14帖 19440720木 第十四帖 (五六)
元の神代に返すと申すのは喩へでないぞ。七から八から九から十から神烈しくなるぞ、
至恩 16帖 19610901金 第十六帖
七から八から鳴り鳴りて十となる仕組、なりなりあまるナルトの仕組。富士(不二)と鳴門(ナルト)(成答)の仕組いよいよぞ、これが判りたならば、どんな人民も腰をぬかすぞ。
→2027年から2028年の間に暗黒の3日間で鳴り鳴りて、という感じかと。
暗黒の三日間

→そして「クラヤミ時代」はこの2027年頃に来ると、筆者は予想しています。
第8巻 磐戸 16帖 19450114日 第16帖 (252)
子(ネ)の歳真中にして前後十年が正念場、世の立替へは水と火とざぞ。ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ。
2027年は未(ひつじ)年です。弥勒の世構築開始の2019年以降~2041年弥勒の世完成の間の未年
ただ2039年の未年もあるので、断定はできませんが・・・。
おわりに
筆者は幼少期にこの暗黒の3日間と思われるときを3回夢で見ています。
(筆者が小学3年生頃に見た非常に印象的な夢)
自室のベッドで一人横たわっている。部屋は漆黒の闇ともいえるほど異様に暗い。
部屋の外から「ドーン・ドーン」と不思議な音が聞こえてくる。筆者は窓から外を見ると、空が信じられないほど暗い。
筆者のいる愛知南部から静岡方面の空に、不思議な光と何故か神代文字?のような文字が空に描かれていた。
私は「行かなきゃ」と思い、2階の自室から飛び出した。体は異様に軽く、私は家家の屋根を飛び跳ねながら、東北の空へと向かっていった・・・。
私はまた同時期に弥勒の世に立ったときの光景を夢で見ているため、私の中ではもう弥勒の世が実際に来るのだという確信があります。
信じる、信じないかはおまかせします。
コメント
こんにちは。いつもありがとうございます!
僕も2024年に大峠が来ると思っています。
それまでに自然で生きる知識を学んで食料とかも備えます。
お互い頑張りましょう!
こんにちは。
日月神示が下りた成田市の近隣に住んでいる者です。
10年ほど前に大本教に関心を持ってネットで調べ、日月神示のことも知り、当時のことを知る麻賀多神社の氏子さんにも話を聞きに行ったことがありました。
その時はまさかこれからのことを言っているとは考えてもおりませんでした。
本当にお告げが現実になりそうで大変な恐怖を感じます。
外れて欲しいと真剣に願いますが、ロシアの暴挙が現実に起きてしまいました。
どうしてこれほどまでに残酷なことができるのか、知人も不思議そうに言っていましたが、人間ではなく「極悪の悪神」の所業ということだと腑に落ちます。
私も貴殿ほどではありませんが、時々現実になる夢を見ることがあり、大抵は日常の些細なことで大した意味はありませんが、核爆弾が投下される夢は30年以上前から何度か見ており、強く印象に残っています。
数年前はなぜかサウジアラビアから米国に向けて核ミサイルが発射され、日本が安全保障の後ろ盾を失う夢を見て、まさかそんなことがあるわけないので単に怖い夢だと片づけていましたが、これだけ複雑怪奇に世界が動いているので、可能性もなくはないかと今では思っています。
大難を小難に変えられるのなら、できるだけのことをしたいと願うところですが、
日月神示には「一筋の誠を通してくれよ」とありますね。
この誠とは何か、具体的にどうすることなのか、もしお考えがあったらお聞かせいただけますと幸いです。
こんばんわ。
ロシアの暴挙から始まり大峠がいよいよ始まるとは、正直私も思っていませんでした。
「神示嘘じゃと申すものたくさん出てくる」という記載の通り、2010年頃まではもう日月神示は偽書だったという流れになっていましたね。
>日月神示には「一筋の誠を通してくれよ」とありますね。
>この誠とは何か、具体的にどうすることなのか、もしお考えがあったらお聞かせいただけますと幸いです。
神示には繰り返し「口心行を合わせよ」とあります。
口心行にも悪と善があって、
・悪口をいい悪い心を持ち行いを悪くする 悪の口心行
・良いことを言い良い心を持ち良い行いをする 善の口心行
この善の口心行を貫く事が、「誠を通す」ということと考えています。
他にも色々と解釈はあると思います。