第3巻 普字 12帖 19440821月 第十二帖 (九二)
一人改心すれば千人助かるのぞ、今度は千人力与えるぞ
→ここに記すことは、私が20年余「もし神示にある事が起きてきた時にどうすればいいのか」というのを考え続けた内容を記しました。
この度はインターネットが普及し、一人の意見が多くの人に伝わる世の中になり、まさに「一人の改心が千人を救う」という世になったと思います。
神示の内容は正直難解で、その内容を完全に読み解くことは無理でしょう。また、世の中の状況を見ても大峠がいよいよ激しさを増すは明白。正直「もう時間がない」と筆者は感じています。
終わりの時に、あなたが神に対して心を向ける時間が少しでも稼げればと思い 、なるべく長く生き残る手法を記します。
既存文明の崩壊
第3巻 普字 27帖 19440830水 第二十七帖 (一〇七)
江戸と申すのは東京ばかりではないぞ、今の様な都会みなエドであるぞ、江戸は何うしても火の海ぞ。それより他 やり方ないと神々様申して居られるぞよ。
日月神示には「江戸はどうしても火の海ぞ」とあるように、都会は火の海になってしまうことを示唆する内容が随所にあります。
大峠が佳境に入ると都心部から離れざるをえないような事態となるため、山野で生き残るためのサバイバル的な知識が必須になってきます。
またウクライナのように外国軍の上陸が想定されるため、着の身着のまま山中に身を潜めなければならない事態が考えられます。
このような状況になると、サバイバルの知識・経験が無ければ遅かれ早かれ食糧不足で死に至るでしょう。
事前準備
原始生活様式を学んでおく
youtuberから学ぶ
なにはともあれ、この人の動画にすべて目を通しておく事。石斧の作り方、基本的な小屋の方法、レンガの作り方など、無一文からのサバイバル技術の多くを学べます。
ディスカバリーのエド・スタットフォードの動画も参考になります。無料公開中に一通り目を通しておきましょう。装備無し状態で無人島・砂漠・山中など様々なシチュエーションで生き抜くことができるかをトライします。
博物館で学ぶ
博物館では太古の日本人がどのように生きてきたのかを、その遺品の数々から学び取ることができます。ハンマーや釣り竿、釣り針、刺繍針などの道具がどのように作られているのかを、その目で見て確かめてきましょう。
持ち運べる道具は有限ですが、知識はいくらでも蓄えられます。
避難拠点場所を考えておく
まず考えてなければならないのは、避難場所です。それも都会から疎開し田舎に引っ越すといった考えではなく、人目につきにくい山中へと拠点を移さなければならないでしょう。
理由は、「江戸はどうしても火の海」という記述から、外国軍の進駐が考えられるためです。
ウクライナの例の通り、都心に残った市民は虐殺され、田舎の農村部も食料品の略奪などで被害に遭っています。このことからも、狭い日本の国内で最後まで生き残る可能性のあるのは山中しかありません。
第6巻 日月 月 38帖 19441130木 第三十八帖 (二一一)
夜半に嵐のどっと吹く、どうすることもなくなくに、手足縛られ縄付けて、神の御子等を連れ去られ、後には老人(としより)不具者(かたわ)のみ、女子供もひと時は、神の御子たる人々は、悉々暗い臭い屋に、暮さなならん時来るぞ、宮は潰され御文(みふみ)皆、火にかけられて灰となる、この世の終り近づきぬ。この神示(ふで)心に入れ呉れと、申してある事わかる時、愈々間近になりたぞよ。
水源
拠点を見繕う上で水源は必須です。水がなければ長く生き残ることはできないでしょう。拠点を想定している場所の近くに年間を通して水が流れている川があればベストです。山の小川は乾季には水が枯れてしまう事もあるため、乾季に水が枯れないかよく確認しておくこと。
装備の関係上、井戸を掘るといった事は難しいため、河川の水を使用する事が大前提となりますが、下記に記すように拠点となりえる場所は雑木林であるため、猿・鹿といった野生動物が生息しています。ということは糞尿が流れているため、殆どの場合は大腸菌が検出されます。
そのため、最低でも加熱して飲むこと。できればろ過装置を作成して濾過したほうが良い。
キャンプファイアーで作った炭と、繊維質の植物を織り合わせた布、石・砂利・砂を使い、ろ過装置を作る。
山中拠点がある程度出来上がったら、容器(竹・土器)に雨水をためる工夫をしても良いでしょう。
食料
山の中で生き残るためには、山で取れる山菜や木の実の知識が必須です。これらが取れる山は日本古来からの雑木林。日本国土の大半を占める杉林では作物・山菜などは採れないため、必然的に山中拠点は雑木林内となります。
雑木林内にはドングリ・クルミといった素人にも分かる食べられる実が手に入りますし、タラの芽・わらび・ゼンマイ・コゴミといった山菜を入手できる可能性があります。
山菜類は総じてアク抜きが必要。シュウ酸が多く含まれるため酸っぱく苦くそのままでは食べられないものが殆ど。
アク抜きは長時間水につける、少し煮た後に水につける、塩もみする、灰で煮るといった手法があるが、そのどれもコツがいるので、平時に山菜を詰んで試してみること。
渓流沿いであれば、カエルやサワガニ、サンショウウオといった虫や動物を食べるという手段も取れるでしょう。
雑木林は画像のように、googleMAPの衛星写真で確認できます。赤枠内のようにまだらになっているのが雑木林、均一な緑色になっている部分が杉林です。日本の大半が緑色の杉林であり、日本古来の雑木林があまり無いことに驚かされるでしょう。
第9巻 キ 10帖 19450313火 第十帖 (二六七)
山の谷まで曇りてゐるぞ、曇りた所へ火の雨降るぞ、曇りた所には神は住めんぞ、神なき所 愈々ざぞ。ひどい事あるぞ、神がするのでないぞ、臣民 自分でするのざぞ。
「山の谷まで曇りている」というのはこの事とも関係ありそうです。
この場所とあたりを付けたら、必ず下見に行くこと。高低差がありすぎて登れない、河川が渓谷になっておりアクセスが悪い、といった不都合な点は、実際に現地に赴かないと分かりません。
拠点の標高については500m以上を推奨。標高が低いと人が来るし、夏場は暑くて耐えられない。また蚊などの害虫も多くなる。筆者は、大峠の最終段階で生じる富士噴火に連動した東南海大地震での巨大地震による津波も想定している。
位置
拠点は他者から発見されにくいことが大切ですので、麓の町から拠点への射線が通らない場所であること。また上空から認識されないよう、樹木の下に小屋などを作るなど工夫を。
車両はできうる限り拠点に近づけたいが、車両を発見されると自分の存在もバレるため注意。車両を隠すのは困難だが、上空から発見されないように屋根上に樹木の枝を乗せるなど工夫を。
道具の準備
山中に持っていける道具は限定的です。多くの荷物を背負った状態で山を登ることは大変だからです。ただ、良い道具を持っていけばその後の展開は楽になるため、道具は厳選すること。登山用品で高額なものを選べば大体はOKです。が、登山用品は「高いもの=軽いもの」という法則があるが、耐久度が高いわけではないので注意。
また「卵を同じ籠に盛るな」という諺の通り、マルチツールのように一つの道具に複数の機能を持たせると、一つ壊れると全てが使えなくなる・・・なんて状態に。またその道具を紛失した場合、多くの道具を一度に失うため、道具を一つにまとめるのは良し悪しです。
最低限必要な道具
・キャンプ用鍋セット
→アルミタイプで良い。チタンは軽いが熱の通りが悪く高い。ステンレスは重い。アルミ用品は軽くて比較的丈夫で安い。調理用・食料保存用・水保存用ととにかく容器が必要になるので、数は多いほうが良い。複数が折り重なって入っているキャンプ用鍋セットはそのままだと歩くたびにカチャカチャと音がなる場合がある。この場合はタオルやティッシュを隙間に入れるなど、工夫を。
・マルチツール
→ナイフが大きく、コルク抜きなどの無駄なものが省かれているものが理想。筆者は下記のカードを常に財布の中に入れています。他にもいくつかマルチツールは所持しています。
・ラジオ・ポータブルテレビ
→貴重な情報源。ウクライナの例からスマホや携帯電話は位置がバレるからNG。必ずイヤホンもセットで。山中拠点で電波を受信できるかどうかを予め確認しておく。必要があれば電線などでアンテナを伸ばす工夫を。電池はソーラー充電できるように。
情報を得る手段はほぼラジオが必須。ラジオは生命線になるので、予備があるとなお良い。
・着火用品
→ライターとファイアースターターの2種。基本はライターで良いが、くり返し使えるファイアスターター(火打ち石)もあると安心。原始的な火起こしの方法も理解しておくこと。上で紹介したエドの動画では毎回原始的な火起こしをしているので、目を通しておこう。
・衣服
→モンベルなどの登山ウェアは遭難した際に発見が早まるようにカラフル。が、山に潜むことを考えると自衛隊が使用しているような迷彩服が良い。濃いめのグリーンのものでも良い。
山中は夏は蒸し暑く冬は非常に寒い。筆者の場合は500m以上の山中に拠点を考えているが、100mで0.7度下がるため、麓から5x0.7=3.5度気温が下がる。その為、冬用の衣類は必須。
濡れた衣服を着ていると体温が急激に奪われる。体温が下がると凄まじい勢いで疲労する上、カロリーを急激に消耗してしまうので、替えの着替えは必須。ジップロック内に替えの衣類を入れるなど雨から守る工夫を。
・レインウェア
→山中では夏でも雨に濡れると低体温症で死に至る危険性があるので、長時間体を濡らしてはならない。また蒸れると活動意欲を著しく削がれるため、蒸れにくいモンベルのゴアテックスが良いとされる。が、長時間雨の中にいるとカッパ内がどんどん蒸れてきて、ゴアテックスだろうが100均のビニールカッパだろうが水でびちゃびちゃになってしまう。
一刻も早く、屋根のある拠点内に退避すべき。
・ザック
→ザックは50リットル以上入る登山用のザックが理想。必ず、ザック用のレインカバーを購入し、一番取り出しやすい位置に入れておく。ザックを水に濡らすと重量が増すし、中に入れている物に少なからず影響が出る。
・水筒
→水筒はペットボトルでも代用が可能と思われるが、「繰り返し使用する」という点から金属製のものが良い。軽量で強度的に優れるチタン製が理想。いざという時に鍋代わりになるよう、塗装がされていないものが良いだろう。
ペットボトルのように蓋の部分が小さいと、山中で水源を見つけた際などに水を採取しにくいので、蓋は大きいものを。
・テント
→避難初期では必要。本格的な山中拠点を構築する前に使用し、拠点構築後はそちらに移動。ツエルトでも良いが、大抵のツエルトは色がカラフルなのでできれば使用したくない。山中拠点を構築した後、なんらかの事情で移動せざるを得ない状態になったときにもテントは役立つだろう。
テントの造営はコツがいるので、キャンプ場などで何度も組み立てを行いコツをつかんでおく。
・ナイフ
→普段包丁や工作などで使用するための小ぶりのナイフ。なるべく高く性能の良いものを購入しておき、平時から使用して感覚をつかんでおくこと。マルチツールで大きいナイフがついているものも良い。メンテ用に小型の砥石もあると良いが、最悪落ちている石で代用できなくもない。
マルチツール・斧・ナタ類は購入時は刃が付いていないものもあるので、よく研いでおく。
鉄製ナイフは使用後錆びてしまうので、松の葉っぱなど油分を含む葉っぱでよく拭くこと。歯の表面に油分をなじませ錆びるのを防ぐことができる。
・スコップ
→排泄物の処理や粘土堀り、畑作成、拠点づくり、肥溜めの作成で使うので必須。石斧やハンマーと違い木や石でクラフトが難しいので現物がほしい。マルチタイプは斧・ナイフ・ノコギリといった機能を一通り揃えているが、「卵は同じ籠に盛るな」の原則から言うと、重要な道具は個別に持っていた方が良い。
スコップの側面をよく研いでおくと、ナタや斧の代わりになる。
・はさみ
筆者は山菜とり用に鉄鋼用の金切りハサミを所持しています。この金切り鋏は小型で比較的軽量。
空き缶などを切りクラフトに使えますし、針金を切ることもできます。
刃が強靭なため、かなりラフな使い方をしても問題ないです。
植物の選定、2cmほどの直径のタラノキを切ったこともあります。
例外的に、このハサミで土を掘ることもしました。木に穴を開ける用途にも使えます。
・登山靴
→防水性のゴアテックス素材のものが良い。平時にシリコーンタイプの防水スプレーをたっぷりかけておく。 足首まで保護するタイプのものを選ぶこと。
山中・野原はヒルやマダニなどの危険な虫がいるため、靴内にズボンを入れ込むなどして、虫の侵入を防ぐ。また山中では足首をひねりやすいため、やはり足首まで保護できるタイプのものが良い。
ヒルはストッキングを履いていると食らいつくことができないので、女性におすすめ。
・斧
→必須。拠点づくり、材木加工、薪つくりなど。マタギ刀である程度代用可能だが、木を倒すといった用途には向かないのでやはり斧は斧で欲しいところ。竹は斧が無いと切り倒すことすら困難なので、竹林に潜むならばぜひともほしい。
ただし石斧の自作は比較的簡単なので、最悪なくてもなんとかなる。
市販の斧は背がハンマーになっているので、斧があればハンマーを省略できる。上にも書いたがスコップの側面を研いでおくと簡易的に斧の代わりになる。
・医薬品
→抗生物質は多めに常備しておく。マダニなどの有害な虫に刺されたり、野生動物にひっかかれたりした時は感染症のリスクが高まるため。
→風邪薬や胃腸薬など一般的な薬も多く常備したい。また包帯やバンドエイド、消毒薬といったいわゆるファーストエイドキット一式は常備しておこう。
・照明
→ヘッドライトなど。山中で夜間行動する際に必須。筆者は下記のものを使用している。最低限の明るさと長寿命。夜間は光で位置がバレるので、山中拠点は光漏れ対策をする。電池は必ずソーラー充電できる体制を構築しておくこと。
あると良い道具など
・ポータブルバッテリー
→情報源はTV・ラジオなど。あまり大きなものはいらないが、12vは使えたほうがなにかと便利。常に車に積んでおく。可能ならソーラー充電池と共に拠点まで持っていきたい。
・ソーラー充電システム
→ポータブルバッテリーなどの充電に。山中で唯一の発電源。ラジオ・テレビ・照明・電動工具などの充電に。
・電動工具
→ドリルやブレードソーなどあると便利。充電器+ポータブルバッテリー+ソーラーパネルの構成で山中でも充電ができます。 持っていければ、のちの山中拠点づくりに活躍間違いなし。
・ノミ
→木材の穴あけ加工などはノミがないと難しい。水を貯める器を作るに役立つ。竹があればいいのだが・・・。
・マタギ刀
→マタギが使用するサバイバルナイフ。ナイフ・包丁の機能と、ナタ・斧の機能を持つ。雑木林はクマが出るため、槍としても使用できるフクロナガサも良い。森林の中を歩くと昼間でも怖いが、武器を持っているだけで安心感が違う。
槍を持っていればほとんどの野生動物を仕留めることができるだろう。
・ビニールシート
→拠点を構築した後の湿気侵入防止にあると良い。がブルーシートだと目立つのが難点。
・車両
→ジムニーが理想。整備されていない林道で現実的に使用できる唯一の車。他の車では代用が効かない。シエラ・ランクルは車幅が大きいからNG。
車両色はグリーン一択(山中だと上空から発見されづらい)。次点で黒。
カスタムはヒッチキャリア・ウィンチなどあると便利。またルーフラックあると良いが、ルーフラックも色が派手だとバレるので、黒色か迷彩色に塗る。タイヤはマッドタイヤなど不整地でも使用できるものに替えておくと良い。
車両は発見されると拠点の位置がバレるため、樹枝をかぶせて巧妙に隠すこと。
なくてもなんとかなるもの
・ハンマー
→山中は石が大量に落ちているので、最悪ハンマーは石で代用できる。勿論鉄製のハンマーがあるに越したことはない。市販の鉄斧は背がハンマーになっているので、斧があるなら不要。
・ロープ
→ツタ植物は山中でいくらでも見つかるので、ロープ代わりになる。勿論、現物があるに越したことはないが。ロープや糸の原料となる繊維は笹をほぐしたり、木の皮を割くことで入手できる。
あけびのツルは強靭で織り合わせるとロープ代わりになる。また比較的柔らかく使い勝手が良いので、籠を作成するのにも使える。またあけびのツルは先端部は食べられる。山中に多い植物なので覚えておくこと。
・ガスコンロ類
→燃料である木材はいくらでも存在するので、ガスコンロはなくてもなんとかなる。竈(かまど)をクラフトする方法は覚えておこう。拠点を作ったら、薪や着火用の藁などは雨に濡れないように保管すること。
・ノコギリ
→斧があれば代用は可能。が、電動のこぎりがあると拠点づくりは圧倒的に捗る。手のこで木を切るのは想像以上に疲れる。
クラフトするもの
・石斧
→斧がない場合、まず初めにクラフトすること。先が平らな石と、手頃な木材と、ツタ植物や丈夫な草類を巻き付けて自作する。もちろん鉄斧があればその後の拠点建築や道具・容器作成で圧倒的に有利となる。
・杖&石槍
→適当な棒をまず拾う。 山中で足をすべらせて負傷すると危険なので。両手が開いているならば杖を二本使うと、重量物を背負っている場合は疲労度がかなり軽減する。
杖代わりに拾った木の棒の先に、尖った石を草でくくりつけると即席の槍が完成だ。フクロナガサがあれば理想。鹿の角や動物の骨などを先端にくくりつけるのも良い。動物の大腿骨等のおおきな骨は、大きな石を落として割れば尖った骨に加工できる。
・スレッジハンマー
→大型のハンマー。木材を地中に埋め込む時に使う。持ち込むには重すぎるので、適当な長い木と重めの石を組み合わせて自作する。本格的な拠点を作るときに使用。
大峠一日目
現在の生活を捨てる
「外国軍が攻めてくる」という情報が入った時点で、あなたは現在の生活を捨てる覚悟をしなければならない。
第1巻上つ41帖第四十一帖 (四一)
何もかも捨てる神民、さひはひぞ、捨てるとつかめるぞ。
学校・仕事・趣味の道具・パソコン・ゲーム機・高級車・・・こういった自分にとって大切なものを捨てて山中に逃げ込むのは、相当の覚悟が必要となるでしょう。
が、ウクライナでは避難が遅れた市民が大量虐殺され、凄惨な状態になってしまったのは皆さん知っての通り。
車に必要な道具を積んで、かねてから目星をつけておいた山中拠点の場所へ走りましょう。
有事が起きてからの必要品の購入は難しい
戦争が本格化するという話が出る前あたりから、食料品・生活必需品の値段が徐々に上がっていきます。2022年4月の時点で、すでにこれら製品は徐々に値上がりしていますね。
また、急激な円安が進んでいるのも「日本の有事が近いのではないか」と海外の投資家が見ている面もあることを頭に入れておいてください。海外ではそのように見られている訳です。
第3巻普字20帖19440827日第二十帖 (一〇〇)
今のうちに草木の根や葉を日に干して貯へておけよ、保持(うけもち)の神様お怒りざから、九十四は五分位しか食べ物とれんから、その積りで用意して置いて呉れよ。神は気もない時から知らして置くから、この神示よく読んで居れよ。一握りの米に泣くことあると知らしてあろがな、米ばかりでないぞ、何もかも臣民もなくなるところまで行かねばならんのぞ、臣民ばかりでないぞ、神々様さへ今度は無くなる方あるぞ。
有事が確定した段階で食料品などは入手が困難な程値上がりするでしょう。これらのものは予め購入しておくべきです。食料品は都心ほど入手が難しいでしょう。
現在の日本ではスタグフレーションが起きており、日本円で食料品を買うことが難しくなりつつあります。ソ連崩壊やジンバブエなどのような状況は他人事では無いわけです。ロシア開戦時の砂糖や塩の買い占めを指差して笑っていたあなた、自分もあのような状況になるかもしれませんよ。
爆撃の開始
ロシア・中国・朝鮮連合による日本侵攻が開始された直後より、福岡・大阪・名古屋・東京・函館といった主要都市及び各地の軍事基地(自衛隊・アメリカ軍)へは、大陸弾道ミサイルによる攻撃が開始されるでしょう。 数千発のミサイルと、核攻撃を想定しなければなりません。 イージスやパトリオットなどの迎撃ミサイルは張子の虎ですので全く役には立ちません。
また日本海側は艦砲射撃の恐れもあります。沿岸30kmは艦砲射撃の射程距離のため、日本海側では30km以上は離れた方が良い(山中を標的にはしないでしょうが)
原発が破壊されたときや原爆が投下されたとき、放射性物質が風に乗って流れてくるので、 風向きについて理解しておきましょう。 避難して初撃を逃れられても、風下にいればその後放射性物質にジワジワと命を削られていく恐れが高いです。
特に山に籠もる場合は山菜等が放射性物質の影響を受けます。
退避ルート
戦争が始まった時点で、空港・港は大量の出国者で溢れかえります。空港・みなとへと向かう道は大量の車両により大渋滞を起こすため、移動が困難になるでしょう。
また軍用車両の通行のため車線規制が起き、想定していた山中拠点へとたどり着けない可能性もあります。日本海側に上陸した部隊は、山中の道を通って太平洋側へと侵攻しようとするはずです。
自衛隊の戦車などはその山中のルートを封鎖し徹底抗戦するはずですので、平時は使える国道が使えなくなるというケースは十分あり得るわけです。
平時で使用している国道は避け、地元の人しかしらないような細い林道を活用するタイミングです(ジムニーが必要なのはこういうこと)
同様に電車やバスも利用が困難な程に混雑します。バイクや自転車の方が移動には便利ですが、食料品などを輸送できないのでいずれ詰みます。
ウクライナでも出国しようとしていた市民たちが結局国外へと逃れられず、殺戮・虐殺されてしまいました。出国できる人はごく一部の人だけで、多くの人が逃げ遅れた市民となります。
外国軍の攻撃の開始
外国軍の進軍は、
・北海道から三陸地方はロシアの侵攻
・台湾・九州福岡、島根鳥取は中国朝鮮
・能登半島からは北朝鮮・ロシア軍
の上陸を想定しておかなければなりません。
初撃は弾道ミサイル・核攻撃、そして航空機爆撃、揚陸艦による機動部隊上陸、空港占拠、地方都市占領、首都占領の流れになるでしょう。
まず初撃に巻き込まれないよう、退避ルートを予め想定しておきます。
基本的に人々は出国のため太平洋側(南側)へと移動するでしょう。南側では初撃の爆撃を逃れた陸海空自衛隊と、アメリカ軍機動艦隊が、赤軍を押し返すために待機している状態。
各地の自衛隊基地は大量のミサイル爆撃により崩壊。海上自衛隊とアメリカからの支援が来るまで、どれだけ時間を稼げるかが勝負です。
第4巻 天つ 2帖 19440831木 第二帖(一〇九)
星の国、星の臣民 今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが、星ではダメだぞ、神の御力でないと何も出来はせんぞ。
→が、頼みの綱のアメリカ軍も、どうやら当てにはなりません。「星の国」というのはアメリカのことでしょうから、上の帖をみる限り、最終段階ではアメリカもおそらく自国の内政で手一杯で、日本まで手が回らない状態になるでしょう。
考えても見て下さい、最終的な状況になれば、ロシアの核攻撃などでアメリカも相当のダメージを負っている状態が考えられますし、内乱も予想されます。
第11巻松27帖19450714土第二十七帖 (三一八)
天も地も一つにまぜし大嵐、攻め来る敵は駿河灘(するがなだ)、富士を境に真二つ。先づ切り取りて残るもの、七つに裂かん仕組なり。されど日本は神の国。最後の仕組神力に、寄せ来る敵は魂まで、一人残らずのうにする。夜明けの御用つとめかし。晴れたる富士のすがすがし。
七つに割くというのは日本国を分割統治するという意味で、ロシア・中国・朝鮮といった赤国連合と、アメリカ・ドイツ・イギリスといった青国連合との戦場となり、最終的には分割統治という流れになると予想します。
最終段階になると富士噴火と皮切りに日本全土の大地震・火山噴火し、それに呼応して世界全土が大震災・大災害、水と火により流され、浄化される。我らはその時まで、日本で耐えることが使命です。
第15巻 一八 9帖 19460216土 第九帖 (三七四)
今度 捕へられる人民 沢山にあるが、今度こそはひどいのざぞ。牢獄で自殺するものも出来て来るぞ。女、子供の辛いことになるぞ。
→ウクライナでは市民が大量虐殺され、女子供は・・・。あのような凄惨な出来事が、この日本でも起きてくるかもしれません。
拠点づくり
予め想定していた山中拠点予定地まで無事にたどり着いたとします。ここから、ベトナム戦争のような森中でのゲリラ戦的な耐久生活が始まります。
平穏な都会生活をしていた人にはとても耐えられないので、平時からキャンプ・アウトドアを趣味として山中での移動・生活に慣れ親しんでおく必要があります。山の歩き方、山菜の見つけ方、火の起こし方、拠点の作り方など、学ぶべきことはたくさんあります。
拠点予定地へと向かう間、食べられる山菜があれば採る。また使えそうな木材や道具などがあれば拾っておきましょう。
ここで重要なのは「優先順位」。エドの動画でエド本人が何度も述べていますが、優先順位を間違えると致命傷になります。拠点づくりを先にするのか、食料の確保を先にするのか、水を確保するのが先か。
冬季ならば拠点づくりが最優先でしょうし、雨季ならばとにかく濡れない対策が最優先です。食料が無ければ山菜や魚・鳥類を確保する罠づくりも並行すべきです。
「333の法則」を理解しておきましょう。人間は3分息を吸わなければ死に、3日水を飲まなければ死に、3週間食べ物がなければ死にます。
初めの拠点
テントがあればテントを使う。なければ簡易的な小屋を自作する。
小屋は直径5cm程の木を組み合わせて作る。またロープ代わりにツタ植物を活用する。斧があれば比較的簡単だが、なければ石斧を作る必要がある。鉄斧があると無いとでは効率が段違いなので、鉄斧は必須。マタギ刀(ナガサ)でもある程度代用できる。屋根は木の枝や朴葉などの大きい木の葉を組み合わせても良い。
拠点は他者から発見されにくいように樹枝でカモフラージュすること。また、山中では絶対に雨で体を濡らさないように拠点づくりを工夫すること。夏でも低体温症になり命を落とします。
隙間という隙間は樹枝を削った繊維や粘土などで埋め、ヒルやダニといった有害な虫が入り込まないようにする。これら有害な虫に噛まれたとき用に抗生物質は必ず常備しておく。ヒルは木の上から降ってくる種類もあるので注意。
有害動物からの害を受けないため、木上拠点を作るのがベスト。ただし難易度は上がる。また他者に発見されるリスクも上がる。
第4巻天つ25帖19440910日第二十五帖(一三二)
今に臣民 何も言へなくなるのざぞ、神烈しくなるのざぞ、目あけて居れんことになるのざぞ。四つン這ひになりて這ひ廻らなならんことになるのざぞ、のたうち廻らなならんのざぞ、土にもぐらなならんのざぞ、水くぐらなならんのざぞ。臣民可哀さうなれど、かうせねば鍛へられんのざぞ、この世始まってから二度とない苦労ざが、我慢してやり通して呉れよ。
本拠点づくり
「一年半あまりの虐殺も~」という文句からも外国軍による虐殺は一年以上続く恐れが高いため、結局は長期的に使える小屋は自作する必要があります。
比較的大きな木材を最低4本用意し、穴を掘って垂直に埋める。埋めた箇所は木やハンマーで十分に押し固め倒れないようにする。土台部分に石を詰め込むなどして固定するも良い。この4本に壁・屋根を構築し、床面に木材・藁・小枝などを敷く。
床面は雨水浸水しないように高くするのが理想。
また、木の枝と枝の間に木材を橋渡しにした空中拠点も良い。野生動物から身を守ることもでき、地中からの湿気や虫の被害を抑えられる。
水の確保
水源に近ければ良いですが、水源の近くは開けており人に発見されやすいので、近づくことはなるべく避けたい。雨水を溜め込む方法があれば理想だが。竹林以外は水を貯める容器を入手し辛い。
ただし竹は素手や石斧では簡単に切断・加工できないので、石斧、ナタ、マタギ刀などが欲しい。
朴葉のように大型の葉を組み合わせたり、土器を自作という方法もある。
また、画像のように木の生皮を加工して容器を自作する方法もある。但し樹皮を剥くのは 手間もかかるので、やはり容器はプラスチックやアルミの現物が欲しい。
この容器は直接火にかけることはできないのだが、焼けた石を入れることで水を煮沸することができる。キャンプファイアーの中には石を入れて焼く癖をつけよう。
河川の水は野生動物などの糞尿や虫の死骸・卵・微生物などが大量に混入している。ペットボトルで川の水をくみ眺めると、細かい微生物が大量に確認できる。これらの水をそのまま飲むと十中八九お腹を壊すので、最低でも加熱。できればろ過装置を作成して、濾してから使う。下痢になれば体力がみるみるうちに削られていく。
赤痢になれば命の危険も生じる。お腹がパンパンに腫れ、下痢が止まらなくなり、急激に水分が奪われ瞬く間に衰弱して動けなくなる。
ろ過装置は大きめの容器(2リットルペットボトル等)に木炭・砂・砂利・石・布・綿といった風に、細かいフィルター素材から順に入れていく。綿の代わりに笹を布状に縫い合わせたものを使うのも良い。それでも大腸菌などの菌・ウィルスは完全に除去できないので、できるだけ沸騰加熱させる。
例え川が枯れていても近くの土を掘ると水が滲み出てくる。この滲み出てきた水は野生動物の糞などで汚染されておらず、比較的安心して飲める。が、掘った直後は水は濁って泥の味がするだろう。泥が沈下するのを待つ。
最高なのは岩清水で、岩の隙間から出ている水は微生物の混入なども無くそのまま飲める可能性が高い。ただし岩清水の水源を見つけるのは至難の業である。あれば鉄パイプなどを石清水が出ている箇所に打ち込むと良い。
河川・岩清水ともに山自体が銅山など有害な鉱山の場合、鉱毒が含まれているので注意。鉱毒は濾過しても、煮沸しても取り除けない。
拠点箇所を選ぶ際は必ず事前に調査しておく。百名山が近いならば登山マップを見て飲用可能な水源がある山ならば、その山の水は飲める可能性が高い。
食料確保
はじめは持ってきた食料品で良いですが、いずれ底をつくはずです。山中での食料確保は非常に困難なのですが、知識があればある程度は採取可能です。
どんぐり・くり・山くるみ等の素人でもすぐわかるものから、タラの芽・わらび・ゼンマイ・コシアブラといった少し分かりづらいものまでありますが、勉強して覚えましょう。知識経験が生死を分かつ場面です。
本で見ただけでは覚えられないので、できれば有識者と一緒に山菜採りをするのが良い。そして必ず自分で食べてお腹を壊さないか試すこと。平時ならば病院にいけば済むが、有事のときは命取りになる。
持ち込み食料:山菜=9:1から8:2、7:3と山菜比率を増やしていくのが理想。
取った山菜は塩漬けにし漬物にして長期保存する。山中で塩は入手できないので、塩は必須。
どんぐり
どんぐりはそのままではアクが強く食べられない種類のものが多い。故に、どんぐりは野生動物に食べられず地上に大量に落ちていることが多いため、数を集めやすい。大量に集め殻剥きし、木炭とともに煮てアク抜きをして食べる(不味い)
アク抜きをしても不味いものは不味いので、生の状態で少し実を齧ってみて、あまりにも苦いものは避けたほうが無難。
シイはそのままでも食べられる(美味い)
山菜
わらび・ぜんまい・タラの芽・たんぽぽ・アザミ・オオバコ・ふきのとう・フキ・あけびのツルあたりは少し勉強すればすぐ判別が付く。クローバーのように多少有毒でも食べられるものはある。
わらびなどのアクの強い山菜のアク抜きは重曹で行うのが一般的だが、山中にそんなものはないので木灰を使う。
タラの芽やコゴミのようなアクが少なめの山菜は水に一晩付けておくだけでもアクが抜ける。イタドリはぬるま湯につけて置くと良い。
食べられる野草は素人には判断が難しいが、食べられる若葉などは野生動物(鹿など)がかじった跡があれば、その木の葉は食べられる可能性がある。猿や鹿などがいれば、彼らが何を食べているかをよく観察してみるといい。
山菜をいくら食べてもカロリーは知れているが、備蓄のスパゲッティ等の具材として食べる分にはGOOD。貴重なビタミン源となる。米があるなら山菜ご飯。
きのこ
キノコは摂取カロリーが低い上に有毒なものは食べると致命傷になるので、判別ができないものは絶対に採取しない。余程の山菜マスターなら別だが(筆者はアミタケくらいしか判別できない)
野生動物
四足を食うなという制約があるが、最悪の状態に追い込まれた場合、野鳥や狐・たぬきといった動物を捕らえて食べる事を覚悟する必要がある。これらは罠を作って捉える。
ネズミなどの小動物は、大きめの石を棒で支え、小動物が餌に食いついたら棒が外れて石に潰されるような罠を作る。餌は昆虫の死骸など。
鳥類は竹などしなる植物をバネがわりにし、小さな首吊り縄をつけ、餌に食いついたらバネにより小さな首吊り縄がしまって鳥の首を締める縄を作る。餌は昆虫の死骸など。
魚類はペットボトルの呑み口の斜めの部分を切り取って逆にはめ、魚が一度入ったら出られない構造にする。餌はミミズなど。
農耕
山中での農耕・畑作りは困難(野生動物に荒らされる、肥料入手できない等)。もしも化学肥料を持ち込むことができれば、可能性は高まる。山の土と腐葉土は入手できるので、これに化学肥料とこやし(人糞)を混ぜて土を作る。
痩せた土地でも育つミニトマトやジャガイモが大量に育てられれば最高。種は場所を取らないので、様々な種類を持ち込んでおくのが良い。
持ち込み食料と山菜で数ヶ月飢えをしのぎ、その間に畑で作物を育てられれば生き残る可能性がぐっと上がる。野菜は塩づけで保存。冬季は雪を使う。
農作物を育てるノウハウは一朝一夕では身につきません。栽培をしたことがない人は、プランター栽培でもよいので、植物を育て始めて下さい。植物栽培になにが必要なのか、体で覚えましょう。
かまど・火起こし
火起こし
基本はライターでOK。上に書いたような原始的な火起こしの方法は準備が面倒な上に手間であるし、梅雨時期など湿った時期は乾燥した木材・着火剤を入手しにくく火をおこしにくい。
ライターガスは有限であるから、予備として火打ち石(ファイアスターター)を用意しておくのも良い。
かまど
原始的なキャンプファイアーは薪のくべ方で上のような2つに大分されます。基本は星型でOKですが、冬季や降雨時は平行型を使う必要が出てくるでしょう。
ただし煙が出るため使用はなるべく夜間にします(煙で位置がバレる)。
理想的には、調理や土器を焼くための本格的な竈(かまど)が必要になります。初めは石を並べて小枝を燃やす簡易的なもので良いですが、煙が出やすいので理想は土をほって竈を作る。後にレンガや土器作りにも活用できるように工夫したい所。
なるべく煙を出さないため、完全燃焼させるために空気を送り込む方法が必要になります。うちわ、ふいごなどの送風する方法を考えておきましょう。ロケットストーブの原理を理解しておくとなお良い。
送風・酸素供給に関しては、はじめは枝を束ねたうちわを作る。竹があれば竹筒を作り息で送風する。最終的にはフイゴを作るのが良い。木材を斧で割って板材を作り、これを組み合わせて箱フイゴを作ろう。
木灰は畑用やどんぐり・わらび等のアク抜きで使うため、必ず取っておく。
木炭は燃料や浄水器のフィルターとして活用する。
暇があれば、木灰や木炭、土器、レンガを作っておく。特にツボや皿などの容器は冬季の食料保存で必須。
材料の入手
骨
動物の骨は矢じり、縫い針、スコップ、骨ナイフと活用できる材料です。反面、山中で骨をみかけるシーンはあまりありません。が、筆者は過去に山中で鹿の角を3本拾っています。
鹿の角は非常に固く、単体でも武器になり、土を掘ったり柔らかい木を加工したりといった用途に使うことができます。
落ちている場所は小川の曲がり角、くぼみなど。軽いので水に流されてくぼみにハマるのです。
また、地中を角で掘って虫を食べる習性があるためか、地面を掘った痕跡のある場所の近くに落ちています。
レンガ
原始的な生活でもかまどがあればレンガや土器が作れます。地面を深く掘れば粘土が出てくるのでこれを成形し、竈で焼きましょう。
薄いレンガは屋根材として優秀ですし、床に引けば快適でしょう。
土器は食料の保管や水の保存などに必要となります。
粘土の確保にはスコップが必要になりますが、石でスコップを作るのはなかなかに大変なので、スコップは欲しいですね。
危険動物
山中は危険な動物が多いので注意。
・クマ
→特に注意しなければならないのがクマ。本州の場合はツキノワグマなので警戒心が強く臆病。基本的に人間が接近すると逃げていく。登山では熊よけの鈴やラジオを鳴らすことで人間の接近を事前に知らせることで対応できるが、人目につきたくない、人から発見されたくない状況なのでこの方法は逆に危険。
基本的に周りをよく警戒し、もしも鉢合わせてしまったら相手を威嚇するようなことはせず、じっと目を見つめながら後退りし距離を徐々に離していくこと。
もしも戦闘になってしまった場合、サバイバルナイフやナガサがないと勝つことは難しく、狩りに撃退できたとしても、治療を受けられない山中では小さな傷が命取りになってしまう。
・イノシシ
→イノシシも基本的に臆病なので襲ってくるような事は少ないとされる。が、襲われた場合は木に登る。猪突猛進という例えの通り突進してくるので、横に避けるとよい。
怖いのは就寝中で、夜行性の彼らが寝床に入り込んできた時が困る。寝床は木の上に作ると良い。
・ヒル
低山(~500m)は梅雨時期になるとヤマビルが大量発生します。山中の湿った草原・ヤブに入ると、音も立てずにじり寄ってきて靴からのぼり、靴の中やふくらはぎに吸い付きます。
草原・ヤブ・河川沿いではなるべく一つの場所にとどまらない。
予防策としてはストッキングを履く、ズボンの裾を靴の中に入れ込む、ヒルの嫌いなタバコのヤニ汁をふりかけておく、防虫スプレーをズボンの裾付近に吹きかけておく。
吸い付かれたら引っ張っても中々取れない。タバコの汁を付けたり、アルコールをかければ取れる。
・ダニ
ヒルと同様に草原・ヤブに入ると、靴から登ってくる。ヒルと違い肌を這う違和感があるので気づく事がある。靴からふくらはぎ、太ももと上り、最終的に尻に食らいつく事が多い。すぐに気付けば手でつまんで剥がせるが、頭までねじ込むとセメント質の物質を注入され簡単には引き剥がせない。
クリームなどで包んで窒息死させたり、ピンセットで何度も捻るようにして引き抜く。頭がちぎれて皮膚内に残ると厄介。
人体に対して有害な菌を保有している事が多いため、マダニに噛まれたら必ず抗生物質を飲む。
・ニンゲン
→最も怖いのが、人間だ。もしも外国軍に見つかったら、そこでOUT。命はないものと思おう。例え同じ日本人だったとしても、戦時中は裏切り・密告などの例が多発していたと聞くし、その場を凌いだとしても拠点は別の場所に移すべきだろう。
食料の少ない山中では山菜など僅かな食料を奪い合うような状況もありえるし、装備品を狙ってくる不届き者も。
第1巻 上つ 38帖 第三十八帖 (三八)
残る者の身も一度は死ぬことあるぞ、死んでからまた生き返るぞ、三分の一の臣民になるぞ、これからがいよいよの時ざぞ。日本の臣民同士が食い合ひするぞ、かなわんと云うて外国へ逃げて行く者も出来るぞ。
悲しいことですが、最終的な状況になると日本人同士が殺し合い・奪い合いするような状況になるでしょう。相手があなたのように日月神示を読み、心技体を磨いてきた方ならばわかり会えるでしょうが、残念ながらそのような人は数万人に一人、でしょう。避けるに越したことはありません。
病気
山中で孤立している状態で病気になると、それは即、死に繋がる。薬の備蓄は必須であるが、予防策である程度防げる病気もある。
熱中症
直射日光に照らされ続けると熱中症になる。木陰で休む、水分補給、塩をなめるといった工夫。着るものがなければ、泥を体に塗ると紫外線対策になる。
感染症
マダニなどの有害な動物に噛まれると感染症になる。感染症は抗生物質でしか治療できないため、抗生物質を所持していないとアウト。
注意点
なるべく動かない
我々の最終目標は「富士が動くまで耐える」事です。山中では遅かれ早かれ食料が尽き、死にます。持ち込んだ食料を使い果たした後、山菜などあればわずかに寿命が伸びるでしょうが、それもせいぜい数日でしょう。
山中で動くことは重労働で、とてもお腹が空きます。なので極力動かないようにするのが、ベストです。横になり瞑想し、神に祈りを捧げましょう。
コメント
こんにちは!いつも為に成る情報有難う御座います。
カエンタケ(猛毒キノコ)を矢に塗り、
熊や敵兵に襲われた時に使用するのもありだと思います!
こんにちは!
カエンタケは取り扱いが要注意ですね
触っただけでも危険のようです
こんばんわ。スマホの位置バレに関してなんですが。
アルミホイルを巻けば電磁波を遮断できますよ!
ですので、持ち歩く際はアルミホイルを巻けば大丈夫だと思います。
実際に試してみたのですが、電話が一切繋がりませんでした。