日月神示の解説 第1巻 上つ巻 解説

日月神示 第1巻 上つ巻 27帖~32帖 解説

日月神示の解説
ひふみ神示 音読 上つ巻 第1帖 2020 05 10 16 55 36

27帖 19440701土 第二十七帖 (二七)

何もかも世の元から仕組みてあるから神の申すところへ行けよ。元の仕組は富士(二二)ぞ、次の仕組はウシトラ三十里四里、次の仕組の山に行きて開いて呉れよ、今は分るまいが、やがて結構なことになるのざから、行きて神祀りて開いて呉れよ、細かく知らしてやりたいなれど、それでは臣民の手柄なくなるから、臣民は子ざから、子に手柄さして親から御礼申すぞ。行けば何もかも善くなる様に、昔からの仕組してあるから、何事も物差しで測った様に行くぞ。

→このメッセージは当時の岡本天明氏に向けたメッセージですね。ここでいう富士は当時岡本天明氏がいたは鳩森八幡神社。

鳩森八幡神社には「富士塚」があるんですね。

その鳩森八幡神社から
30里はおよそ117km
距離はビンゴ!
その榛名山の東北方向にある「蛇が岳」に登頂したという感じのようですね。
当時、岡本天明氏ら一行は、なにがなんだかわからない力に導かれて、この始めの御神業へと向かったわけですね。

余談ですが、日月神示を取り巻く岡本天明氏らの神業は、千引の岩戸でイザナギの命を救った「桃の実」だという話があります。

とうとう地上から黄泉の国の入り口へと降りる坂(黄泉比良坂=よみのひらさか)の坂下まで着いたときに、そこにあった桃の木から桃の実を三つ取って投げつけてやると、化け物たちはみな逃げて行きました。
 そこでイザナギノミコトは、その桃の実に
「お前が、わたしを助けてくれたように、この葦原の中つ国(あしはらのなかつくに=葦原とは日本のこと。中つ国とは、天上の高天原と地下の黄泉の国との間にある地上の世界という意味)の人間たちが、つらいことや苦しいめにあった時に助けてやってほしい。」
とおっしゃって、オホカムヅミという名前を与えました。

イザナギの神は黄泉の化け物を桃の実で撃退しましたが、その桃の実に「これからの日本人がひどい目に遭うような状態になったらどうか助けてやってくれ」と願いを込めたのですね。

そしてその桃の実はオホカムヅミの神様となったわけです。

第4巻 天つ 26帖 19440911月 第二十六帖(一三三)
天の日津久の神と申しても一柱ではないのざぞ、臣民のお役所のやうなものと心得よ、一柱でもあるのざぞ。この方はオホカムツミノ神とも現はれるのざぞ、時により所によりてはオホカムツミノ神として祀りて呉れよ、青人草の苦瀬(うきせ)なほしてやるぞ。天明は神示(ふで)書かす御役であるぞ。九月十一日、ひつ九ʘ。

そして日月神示の神 天の日月の神はその「オホカムツミノ神」の表れの一部だ、と言っている訳です。天の日月の神は単体ではなくお役所のような集団であり、天界の大集団が我ら人間を救世するための活動の現れという訳ですね。

天地がうなるぞ、上下引繰り返るぞ。悪の仕組にみなの臣民だまされてゐるが、もう直ぐ目さめるぞ、目さめたらたづねてござれ、この神のもとへ来てきけば、何でも分かる様に神示で知らしておくぞ。秋立ちたら淋しくなるぞ、淋しくなりたらたづねてござれ、我(が)を張ってゐると、いつまでも分らずに苦しむばかりぞ。

→ここで言う「悪の仕組」とはいわゆるシオンの議定書で書かれている世界の支配者層の仕組んだ悪の仕組みのことですね。

シオンの議定書を知らない人は、必ず一度読んでおいた方がよいでしょう。今は「悪が九分九厘勝った状態」で彼らは既に勝ちを確信している状態。彼らがどの様に考え、そしてどのように行動してきたかを知るためには、彼らがうっかり流してしまったこの書物を読んでおくべきです。

この「 悪の仕組にみなの臣民だまされてゐる 」という記述ですが、日月神示が書かれた1944年では「皆が騙されている」という状態ではなかったと思います。というのも日本は決死の覚悟で戦っていましたし、当時は大本教の関係者も多くシオン長老の議定書について知っている人も多かったはずなので(大本のお筆先に悪の仕組みが世に出るという預言があった=議定書が流出した 事と捉えられている)

故にこの帖は我々現在の日本人に向けたメッセージです。今の世を見れば日本人は完全に骨抜きにされてしまい、世界でも例を見ないほどポルノで埋め尽くされ、出生率も世界最底辺、家族の絆も希薄になり、男は日本を守ろうという気持ちもなくなるほどに、完全に骨抜きにされた訳です。

まさに「みなの臣民がだまされている」状態な訳ですね。

この神示も身魂により何んなにでも、とれるやうに書いておくから、取り違ひせんやうにして呉れ、

→日月神示の原文は漢数字やʘ◯丶といった様々な記号の集合で書かれているわけです。そんな日月神示を当時の霊能力者が解説して人間が読めるようにしたものを「ひふみ」として公開されているのが、私達の呼んでいる日月神示な訳ですね。

もしかするとこの和訳されたひふみも、違う解読の方法があるのかもしれません。が、現時点で原典の日月神示がかなりの量失われてしまっている関係上、別の翻訳がこの世に現れるかは微妙な状態です(原典は多くが盗まれて紛失してしまった)

第23巻 海 15帖 19470823土 第十五帖
此の神示八通りに読めるのぢゃ、七通りまでは今の人民でも何とか判るなれど八通り目は中々ぞ。一厘が、かくしてあるのぢゃ、かくしたものは現はれるのぢゃ、現はれてゐるのぢゃ。何でもない事が中々のことぢゃ、判りたか。八月二十三日、一二ʘ。

そんな日月神示ですが、人によって様々な解釈で取れるわけですが、そのうち7通りまではわかるが最後の8通りは読み解くのが難しい、というのが実情のようです。

単純に考えると
1つ目は「第二次世界大戦中の岡本天明氏達の解釈(当時の情勢との関係性)」
2つ目は我々令和人類の解釈(筆者がこのサイトで勝手気ままに書いてるのがこれ(笑))

他にもいろいろな解釈はあろうと思いますが・・・まぁこの神示を完全に読みとける人は居ないわけで、このサイトの解釈も「あぁ~こんな考え方もあるんだなぁ~」程度に捉えてくれればよいかと思います。

三柱と七柱揃うたら山に行けよ。七月一日、ひつくのか三。

→三柱は天明・都筑太一・佐々木精治郎。この三名他?で上つ巻と下つ巻の間の日に榛名山(蛇が岳)へ赴いているわけです。

28帖 19440701土 第二十八帖 (二八)

世界中まるめて神の一つの詞(王)で治めるのぞ。それが神のやり方ぞ、百姓は百姓、鍛冶は鍛冶と、今度はとことはに定まるのぞ、身魂の因縁によりて今度はハッキリと定まって動かん神の世とするのぞ、茄子の種には瓜はならんぞ、茄子の蔓に瓜をならすのは悪の仕組、今の世はみなそれでないか。これで世が治まったら神はこの世に無いものぞ。

→昭和~平成時代の日本の教育というのは、個性を徹底的に叩いて潰し、学校生活を通して皆同じような能力を持つように「出る杭が打たれる教育」を施してきた。高度経済成長期は工場で黙々と作業をするような人が沢山必要だったからそれでも通用したが、既に製造業がオワコン化しつつあるこの令和の時代では個性のない特徴のない人は、活躍の場をどんどん失っていく。

そもそも人間は誰ひとりとして同じ人はおらず、必ず向き不向きはある。けれども戦後~平成の時代まではその個性を潰す教育を施してきており、それは神様のやり方とは反するから、その人それぞれの個性を生かした職業に就かせるという社会になるようですね。

神とアクとの力競べぞ。今度はアクの王も神の力には何うしてもかなはんと心から申す所まで、とことんまで行くのざから、アクも改心すれば助けて、よき方に廻してやるぞ。神の国を千切りにして膾(ナマス)にするアクの仕組は分りて居る、アクの神も元の神の仕組を九分九厘までは知ってゐて、天地ひっくり返る大戦となるのぞ。

→膾とはなます料理で、野菜や魚を千切りにしてあえた料理。日本という国を細かく領土分割し、北はロシア、西は中国、南はアメリカ・・・といったように分割統治するというのが、悪が日本を滅ぼす計画だということを、神様はこの時点で見抜いている訳です。

第5巻 地つ 6帖 19440917日 第六帖 (一四三)
神の国八つ裂きと申してあることいよいよ近づいたぞ、八つの国一つになりて神の国に攻めて来るぞ。

なので中国とアメリカは喧嘩するように見せかけているだけで、結局は彼らは裏でつながっているんですね。

第26巻 黒鉄 14帖 19500122日 第十四帖  
悪の総大将は奥にかくれて御座るのぞ。一の大将と二の大将とが大喧嘩すると見せかけて、世界をワヤにする仕組、もう九分通り出来てゐるのぢゃ。

この一二の大将の記述は、元々はソビエトとアメリカのことだとされていたのですが、実際は中国vsアメリカという形になりましたね。

けれどもその裏には「悪の総大将(おロシア)=ヤマタノオロチ」が隠れており、結局は中国もロシアも北朝鮮もアメリカもイギリスもドイツも・・・みな裏でつながっているということです。

この帖が降ろされた1944年時点で、既に9割はこの「やらせ」ができていたという事になります。

2021年時点で既にこの計画は99%までが完成しており、完全に骨抜きにされた日本人たちは、都会に降り注ぐ数千発の弾道ミサイルと核ミサイルをぽかんと途方にくれながら眺め、外国の軍隊に蹂躙されるのをただ黙って見ているしかない状態になるのが、もうわかりきっているわけです。

残る一厘は誰も知らぬ所に仕かけてあるが、この仕組、心で取りて呉れよ、神も大切ざが、この世では臣民も大切ぞ。臣民この世の神ぞ、と言ふて鼻高になると、ポキン折れるぞ。七月一日、ひつ九のか三。

しかし99%日本という国が蹂躙され滅び去るその最後のタイミングで、「一厘の仕組」が発動して外国の軍隊はこの国から一掃され、世界は元の世(弥勒の世)に返るのです。

この「一厘の仕組」の存在を世界を既に99%支配した悪の組織(いわゆるグローバリストと呼ばれる人たち)も分かっている。けれどもこの一厘は完全に隠されており、全世界を掌握した悪の組織力を持っても見つけることはできないんです。彼らにとってこの一厘の仕組みこそが本気で邪魔で、全世界血眼になって探してきたが、結局最後の段階にはいった現在でもこれを見つけることができなかったんでしょう。

なのでこの一厘の仕組が発動しないように「もしも国常立大神様が現れてこの世を弥勒の世にするような行動をするならば、日本人はひとり残らず潰すぞ」と、世界中で脅しをかけているのが、2021年11月の今の状態なんです。要は私達日本人は人質に取られている状態なんですね。

ただ、人質にされている我々当の日本人が、完全に骨抜きにされているので、この事実に全く気づいていない。私がこのサイトを作り始めたのは「いい加減あんたら気づきなよ・・・」という意味を込めてのことなんです。自分たちの置かれている立場が分かっていない、それが今の我々日本人の悲しい状況なんですね。

29帖 19440701土 第二十九帖 (二九)

この世が元の神の世になると云ふことは、何んなかみにも分って居れど、何うしたら元の世になるかといふこと分らんぞ、かみにも分らんこと人にはなほ分らんのに、自分が何でもする様に思ふてゐるが、サッパリ取り違ひぞ。やって見よれ、あちへ外れ こちへ外れ、いよいよ何うもならんことになるぞ、最後のことは この神でないと分らんぞ。いよいよとなりて教へて呉れと申しても間に合はんぞ。七月一日、ひつくのか三。

→上に書いてある「一厘に仕組」により世界は三千年の昔に返る訳です。それは悪神も、善の神もみなが分かっていても、その方法に関しては分からない。

オカルト界隈では現在我々が住む3次元的な世界から、5次元・7次元へと次元が上昇することを意味しているという噂もあります。高次元の存在からは低次元の存在を認識できるが、逆は難しいことからも、一厘の仕組みは3次元より高次元の場所に隠してあるのかもしれません。

30帖 19440701土 第三十帖 (三〇)

富士を開いたら まだ開くところあるのざ、鳴戸へ行くことあるのざから このこと役員だけ心得て置いて呉れよ。七月一の日、ひつくのか三。

→榛名山へ行った後、鳴戸の神業を行ったようですね。どこかの書籍に書いてあったと思いますが・・・後で調べます。

31帖 第三十一帖 (三一)

今度の御用は結構な御用ぞ、いくら金積んでも、因縁ない臣民にはさせんぞ。今に御用させて呉れと金持って来るが、一一神に聞いて始末せよ。汚れた金 御用にならんから、一厘も受取ることならんぞ。汚れた金 邪魔になるから、まことのもの集めるから、何も心配するなよ。心配 気の毒ぞよ。何も神がするから慾出すなよ、あと暫くぞよ、日々に分かりて来るから、素直な臣民うれしうれしで暮さすから。

32帖 19440702日 第三十二帖 (三二)

世の元からヒツグとミツグとあるぞ、ヒツグはʘの系統ぞ、ミツグは○の系統ぞ。ヒツグはまことの神の臣民ぞ、ミツグは外国の民ぞ。

→「 ヒツグはʘの系統ぞ、ミツグは○の系統ぞ 」
ヒツグは日月か日継の当て字でしょうか。日本人はみな天照大神様の血筋とも言いますし、日を継ぐというのが正解の気がします。

第12巻 夜明け 2帖 19450721土 第二帖 (三二二)
何も彼も、神の国に向って集まる様になってゐるのざぞ。神の昔の世は、そうなってゐたのざぞ。磁石も神の国に向く様になるぞ。北よくなるぞ。神の国おろがむ様になるのざぞ。どこからでもおろがめるのざぞ。おのづから頭さがるのざぞ。

ミツグは”貢ぐ”でしょう。新しい世、弥勒の世では国土が拡張した日本に、「人が登れない程」高くなった富士(今の富士山ではないと思われます)を、全世界から眺めることができるという状態になるようです。

この光り輝く富士を中心に世界がまとまるようですが、全世界で取れた物資は貢物として日本へと集まるようになるのでしょう。

将来的に日本は「北」になり磁石も日本へと向くようになるということからも、磁極の移動やポールシフトが起きる可能性も示唆されていますね。

ʘと○と結びて一二三(ひふみ)となるのざから、外国人も神の子ざから外国人も助けなならんと申してあらうがな。一二三唱へて岩戸あくぞ。神から見た世界の民と、人の見た世界の人とは、さっぱりアベコベであるから、間違はん様にして呉れよ。

ʘは日本のことで、ʘの◯の部分が日本国土、丶が富士とするとこれを上から眺めた形が国土の形になるのでしょうか?

◯が外国だというので、日本という国を中心に廻りを様々な国が作られるというのが新しい世の中の形なのかもしれません。

第29巻 秋 9帖 – 第九帖  
みろくの世となれば世界の国々がそれぞれ独立の、独自のものとなるのであるぞ。ぢゃが皆それぞれの国は一つのへそで、大き一つのへそにつながってゐるのであるぞ。

第2巻 下つ 13帖 19440718火 第十三帖 (五五)
日本は別として世界七つに分けるぞ、今に分りて来るから、静かに神の申すこと聞いて置いて下されよ。

かつてのパンゲア大陸が全土一体であったように、世界はまた一つに集まるのかもしれませんね。

ひみつの仕組とは一二三の仕組ざ、早う一二三唱へて呉れよ、一二三唱へると岩戸あくぞ。七月の二の日、ひつくのか三。

第10巻 水 2帖 19450421土 第二帖 (二七六)ひふみ、よいむなや、こともちろらね、しきる、ゆゐつわぬ、そをたはくめか、うおえ、にさりへて、のますあせゑほれけ。一二三祝詞(ひふみのりと)であるぞ。

→日月神示には様々な祝詞がかかれていますが、”ひふみ唱えよ”というのは一二三祝詞のことと思います。
ひふみの食事健康法に「ひふみを唱えながら噛め」というのもありますね。

第7巻 日出 8帖 19441207木 第八帖 (二二一)
一二三(ひふみ)の食物(たべもの)に病無いと申してあろがな、一二三の食べ方は一二三唱(十七)へながら噛むのざぞ、四十七回噛んでから呑むのざぞ、これが一二三の食べ方頂き方ざぞ。神に供へてから此の一二三の食べ方すれば何んな病でも治るのざぞ、皆の者に広く知らしてやれよ。

岩戸には今の乱れた世を元の神代に返す岩戸開きや、今の世の中に毒されている我々の洗脳を解く岩戸開きがあるとされています。
我々はひふみを唱えながら食事を摂ることで、魂の汚れと体の汚れを取り除くことが必要ということでしょう。

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