日月神示と実践法

日月神示とカルマ(借銭・めぐり)

日月神示と実践法

日月神示には「メグリ」や「借銭」という言葉が各所に出てきます。

いわゆる「カルマ(業)」というもので、自分自身が過去に行った事が巡り巡って自分自身に返ってくるという法則ですね。
良いことを行えば良いことが自分に返ってきて、悪いことを行えば悪いことが返ってくる。
私はこれを「質量保存の法則」になぞって「徳量保存の法則」としています。

日月神示を読み始めると数年後に悪いことが起きてくる

一八7帖1946
0216土
この神の許へ来て信心さへして居たらよい事ある様に思ふてゐるが、大間違ひざぞ。この方の許へ参りて先づ借銭なしに借銭払ひして下されよ。苦しいこと出来て来るのが御神徳ぞ。この方の許へ来て悪くなったと云ふ人民 遠慮いらん、帰りて呉れよ。そんな軽い信心は信心ではないぞ。結構な苦しみがわからん臣民一人も要らんのぞ。しかと褌締めてついて御座れよ。

これは実体験なのですが、日月神示を読み始めておよそ数年後に、恐ろしい不幸が訪れます。

私の場合、1999年頃に日月神示を読み始め、2005年頃にこの出来事が生じました。

親友の死、同僚の死、上司の自殺、家庭環境の悪化・・・。仕事ではトラブルが続き、重大な責任を負わされ、 重度のうつ病になり、挙句の果てに職場を追い出されました。
それまでいた親友たちはみな離れていき、私は仕事も友人も失い一人ぼっち途方に暮れることになったんですね。
前髪もすかすか❤になりました。

「神を呪う」という言葉が当てはまるほどこの当時は悲惨な状況でした。

国常立大神様は「祟り神」

そもそも、大本教を始め日月神示がお祀りしている「国常立大神様」はどういった神様なのか。

「艮の金神 国常立尊」とあるように、「東北=鬼門に押し込められていた神」とされています。

http://www.omt.gr.jp/modules/pico/index.php?content_id=5

「おおもと」のサイトに詳しく書いてありますね。金神=タタリ神、東北=鬼門ということで、とんでもないタタリ神だという事になります。

私の身に降り注いだ様々な不運は筆舌にし難く、その後数年は当時のことを毎晩夢に見てうなされる有様。トラウマが晴れるまでに十年あまりの時間がかかるほどでした。まさにタタリ神のタタリにあったかの如く、悲惨な出来事が津波のように一気に押し寄せてきたんです。

・・・ただ、今にして思うと、当時の悲惨な出来事が結果的に今の自分の幸運な立場を作ったんですね。

当時付き合っていた友人たちは学生時代から付き合っていた、いわゆる”腐れ縁”でした。

私自身が大変に頭の悪い学生で、運動もできず何も取り柄のない人間でしたが、そういうレベルの低い人間の元には、レベルの低い人間が集まるものです。

私の友人には公共物を盗んだり、他人に暴力をふるったりと素行が怪しい人もいました。
こういったかつての友人たちと縁を切れたことで、結果として人生にプラスになったのだなと今は思います。まぁ寂しさはありますけどね・・・。

会社でも手取り10万で昇給もほとんどないような環境で、夜中3時まで働くような悲惨な境遇に陥っていました。
未来になんの展望もないような状況で、安い軽自動車のタイヤ交換も悩むほどお金に困っていた時期です。
もしあの悲惨な出来事がおきずあのままあの会社にしがみつき続けていたら、それこそ取り返しがつかない状態になっていただろうことは、よくわかります。

あの当時は厳しかったけど、神様が私を厳しく戒めてくれたお陰で、あの悲惨な状況から開放されて今の幸せがあるんだと、今ならわかるんですね。
これこそまさに「神様の御神徳」を頂いたんだと、今なら理解できるわけです。

メグリについて

月光44帖1959
0210火
この道に入ると損をしたり、病気になったり、怪我をすることがよくあるなれど、それは大難を小難にし、又めぐりが一時に出て来て、その借銭済しをさせられてゐるのぢゃ。借りたものは返さねばならん道理ぢゃ。損もよい、病気もよいぞと申してあろうが。
磐戸10帖1945
0112金
家の中が治まらんのは女にメグリあるからぞ、このことよく気付けておくぞ、村も国々も同様ぞ。女のメグリはコワイのざぞ。
13帖1945
0315木
これからは神徳貰はんと一寸先へも行けんことになったぞ、御用さして呉れと申してもメグリある金(かね)は御用にならんぞ、メグリになるのざ。自分の物と思ふのが天の賊ぞ
黄金80帖1950
0103火
いくら信仰しても借銭なくなる迄は苦しまねばならん。途中でへこたれんやうに、生命がけで信仰せねば借銭なし六ヶ敷いぞ。途中で変る紫陽花(アジサイ)では、御用六ヶ敷いぞ。

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